10:名無しNIPPER[sage]
2018/07/23(月) 22:18:15.86 ID:vibAJb4s0
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翌日
p「かれんー、朝メシいるかー?」
加蓮「あ゛ー…大丈夫。そういう気分じゃない…」
p「そうか…俺はこれから仕事だけどどうする?…って今日はオフだったか」
加蓮「そうだね…うーん…明日もお休みしていい…?」
p「…まぁ大丈夫だと思うぞ。そこまで急ぎの用事もないはずだし。
というか親御さんとかに連絡とかしなくて大丈夫なのか?」
加蓮「それは凛に口を合わせて貰ってるから大丈夫…」
p「後で凛にお礼を言わないとな…
じゃあ、車で送っていくから出来るだけ身支度整えてくれよ?」
加蓮「あ゛ーい…体が重い…」
―――
事務所
ちひろ「あら、今日は遅いんですね。プロデューサーさん、おはようございます」
p「はい…ごめんなさい…」
ちひろ「まぁ急ぎの要件も無いですし別にいいんですけどね。ところで、昨日は楽しめましたか?」
p「っ!?…いやー、自分でも誕生日覚えてないって俺も年を取った証拠ですね~」
ちひろ「…pさんまだ若いでしょう?若年性の痴呆ならいい医者を紹介しますよ?」
p「いやいや、そこまでボケてないですって。
あ、そうだ。加蓮、明日も休みたいみたいです。スケジュール調整効きますか?」
ちひろ「…この時期はそこまで忙しくないので別に問題ありませんが。…夏風邪ですか?」
p「それはよく分からないですね…まぁすぐに治ると思いますよ」
ちひろ「昨日はしゃぎすぎたんですか?別にハメを外すのはいいですけれど、アイドルなんですから目立ちすぎるのは避けて下さいね?」
p「はい…反省しています…」
ちひろ「まぁ特に騒がれてもないですし、問題は無いみたいですが。
あ、そうだ。これ、私からのプレゼントです」
p「わざわざすいませんね。有り難く受け取っておきます」
ちひろ「私の時は100倍くらいでお返ししてくださいね?」
p「畜生!やっぱりそうですよね!」
俺の叫びは夏の暑すぎる青空に吸い込まれていった。
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