めぐみん「私はカズマに節操を求めません」ダクネス「しかし、そうは言っても……」
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12:名無しNIPPER[sage]
2018/07/21(土) 21:48:52.55 ID:DaHGsbQ60
ダクネス「さあ! もう抵抗出来ないぞ!」

めぐみん「元より抵抗するつもりはないです」

ダクネス「ならば、先程の仕返しをくらえ!」

私に覆い被さる、ダクネス。
しかし、ちっとも重さは感じません。
私に体重がかからないように乗っています。
いつもカズマから重そうだと言われているので、自分の体重を気にしているのでしょう。
ダクネスは思いやりのある優しい女の子です。

けれど今だけは、そんな優しさは不要なのに。

ダクネス「あれ? めぐみんの胸はどこだ?」

めぐみん「おい! どこに目をつけているのですか! 胸なら目の前にあるだろう! 私の胸に対して文句があるのなら、聞こうじゃないか!!」

前言撤回します。どこが優しい女の子ですか。
この女、なかなかやりますね。驚きましたよ。
温厚な私をここまで怒らせるとは。ぷんぷん。
賞賛に値します。ええ、絶対に許せませんね。

めぐみん「品性のカケラもない胸だけが取り柄の牛女には、清貧なこの私の慎ましさが理解出来ませんか? 『清貧』の意味、わかります?」

ダクネス「ほう? 『清貧』という言葉に、『まな板』なんて意味があるとは始めて知ったぞ。勉強になったよ。めぐみんは物知りだなぁ」

それから私とダクネスは、大喧嘩をしました。


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