【デレマス】血塗られた道に免罪などありません
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52: ◆K7qLUv4H.Lbp[sage]
2018/07/21(土) 17:54:41.51 ID:kHAEelaDO
―そして謹慎が解ける最後の晩

P「明日からはまた、プロデューサーとアイドルに戻るのか……」ハァ

蓮実「どうして?お兄ちゃんも私もこんなに愛し合ってるのに?」キョトン

P「あのな……こう意識しないと我慢できなくなっているんだから、外ではそれぐらいはケジメをつけないと」

蓮実「じゃあ、またしちゃおうか」

P「それが駄目だから言ってるじゃないか」

蓮実「でも……私は、全然足りないよ。私の中にお兄ちゃんが入ってないと不安だよ」

P「蓮実……」

P「いや、駄目だ駄目だ駄目だ!」

P「こんなんじゃ……こんな事をするために」

P「父さんも母さん……蓮実の母さんも俺や蓮実を生んだんじゃない!」

蓮実「ッ!」

蓮実「……お母さん」

蓮実「……」グスッ

P「あっ……そのすまない」



P「俺の母さんはな……父さんが出ていった後もずっと父さんの写真を飾っていたんだ」

P「中学ぐらいかな……自分が偉くなったって思っていたころ、なんかそれがムカついて問い詰めたことがあった」

P「その時……いつもただ笑っているだけの母さんが、ものすごく泣いたんだ」

P「その母さんも、俺がここに就職して……すぐに」


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