212:名無しNIPPER[saga]
2018/07/19(木) 19:45:04.05 ID:5hoqdYCy0
──『01〜25:【アリサ】』
▼(海鳴市、河川敷)(夜)
少年「ま、街だ。街が見えるぞー。やった。着いたんだ……」
【マスターしっかりして下さい、ここで倒れたらマズイです!】
【せめて誰か人を発見するまで粘ってください!】
少年「だ、駄目。もう無理。お腹が空きすぎて逆に空いてないというか。やっぱり空いてて…」
少年「なにかお腹に入れないと、もう意識が──」
カクカクと膝が震えている。な、何故か吐き気も。
ここに転移された時は感情の高ぶりで疲労を忘れていたが。よくよく考えればもう三日以上何も食べてない、飲んでないである。いくらなんでも限度がありました。
【マスターの意識が途切れれば、私もオフになってしまいかねません】
【──仕方ない、こうなったら最終手段を取りましょう】
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