リリカルなのはの世界で遊んでみる
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168:名無しNIPPER[saga]
2018/07/18(水) 21:40:37.01 ID:+qAdneQ90
ーー【コンマ判定】00〜25:【既に設置されていた転送ポートに無事転送完了】


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少年「おお……」


 転送されたのは何処かのビルの屋上のようだ。
 魔法の隠遁を掛けられていて、案の定機材が古ぼけていた。おじさんの私物だろうか?
 だとしたらこの星に何の用があったのだろうか。



 ──そんな疑問が吹っ飛ぶほど、世界は光輝いていた。



少年「おおおおおおおお! 海だあああああ!」

【耳がキンキンします。ボリュームを下げてください、マスター】

少年「君に耳とかあるんだ……」

 燦々と煌めく陽の光。肌を優しく撫でる波風。少しツンとくる匂い。
 全て始めての経験だった。なにもかもが新鮮で。


少年「……ここに来てよかった。眩しいや」


【そうですね。ここから始まります。あなたの物語が】
【あなたがどんな道を歩もうが、止めません】
【ただ後悔のない道だけを。私はそれを一番に望みます】


少年「──よし、行くか!」



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