46: ◆0eT/mKPbWs[sage saga]
2018/08/02(木) 12:08:55.92 ID:v9DPtQgo0
亜美「おー、けっこうランがでたね! そしてそのまま右のクロスバンカーにイン! 困ったね、どーも」
やよい「トラブル処理は得意でしょ?」
亜美「ま→ね♪」
伊織「千早はパーオンを狙えるの? これまでのホールを見る限りだと……」
千早「無理ね。私にとってこのホールはPar 5 ではなくPar 6だと思ってるわ」
伊織「試してみる気はないの?」
千早「一か八かには賭けない。スプーンを2連続、まっすぐに完璧に当てたうえでグリーンで止めるなんて私の技量では無理よ」
千早「私にはね」
千早 2打目 3W 150y フェアウェイ 残り 150y
やよい「ナイスショットです!」
千早「ありがとう、高槻さん」
亜美「よーし、バンカーから脱出するよ」
亜美 2打目 PW 60y 左側の林 残り 230y
亜美「いやーん、バンカーん、あはっ。そこは林なの、あはっ♪」
千早「んふ」
亜美「バンカー脱出だからね。ランが出てもちかたないね」
伊織「次は私ね」
伊織は緊張というより同伴者に動揺させられてしまった。
やよいは伊織のティーショットをオーバードライブした。
千早は鉄壁のような心でこのホールに臨んでいた。
亜美は右のバンカー左の林とトラブル処理を楽しんでいた。
この状況で力むのはしかたがなかった。
伊織 2打目 3W 160y 左側の林 残り 110y
伊織「くっ! ひっかけたわ」
亜美「どんまい、いおりん。パーセーブはできるっしょ!」
伊織「なんとか頑張るけど」
やよい「次は亜美だね」
亜美「ありゃ、3打目なのにやよいっちより遠いのか。じゃあ行くねー」
亜美 3打目 6I 70y フェアウェイ 残り 160y
やよい「ナイスリカバリー! すごく低い球筋だったよ!」
亜美「ふっ、秘剣燕返し! 成功してよかったYO」
伊織(なんてこと。亜美はまったく諦めてないわ。冷静そのもの)
伊織(3打でオングリーンできないのは明白だから、フェアウェイのライのいい所に置いて4打勝負に持ってきたわ)
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