美波「実は私……サキュバスなんです」モバP「へー」
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42:名無しNIPPER[saga]
2018/07/17(火) 01:13:28.77 ID:w3OjQ21o0
――事務所地下、池袋研究所

晶葉「何、お前たちは実はサキュバスで性欲を抑える為の道具を開発してくれ?」

翠「はい」

晶葉「……それ、どこまでがギャグなんだ?」

愛梨「全部本当ですよぉ!」

晶葉「いや、あんまりにも突然言い出すものだからな……そうか、サキュバスが」

美優「昨日も思いましたけど……私たちがサキュバスだってお話しても、みなさんあまり驚きませんね……」

晶葉「十分驚いているが……なんだ、その、知った顔の奴らがいきなりそんなこと言いだしてもな。最近暑いし……くらいにしか思わんというか」

晶葉「まあ、サキュバスな。分野は違うが私もサキュバスくらいは知ってるぞ。男を襲う女の悪魔、変態、痴態の象徴と言われているやつだな」

千秋「違うわ! それは誤った人間の知識よ! 本当のサキュバスは高潔で――」

翠「もういいですから、それ」

晶葉「それで、お前たちが性欲に負けてPを襲ってしまうと、そのまま殺してしまう可能性があるから何とかしてほしいということか」

美波「晶葉ちゃんの発明で、なんとかならないかしら?」

晶葉「……何ともならないと言ったらどうなる?」

美波「私たちがサキュバスであると知られた以上、死んでもらうしかないわね」

晶葉「そりゃ理不尽だろう……自分たちから名乗り出ておいて。というか、助手とちひろさんは知ってるんだろう?」

美波「あの2人は肉弾戦が異常に強くて……」

晶葉「ふーむ……難しいな。サキュバスの本能を抑える、か……普通の人間に対してなら資料もあるし、科学的に解析して解決方法も考えることはできるが」

晶葉「さすがに異種族となると生物学的な資料が足りんな。同僚の頼みだし、助手の命にも関わるのであれば、何とかしたいとは思うが」

翠「やはり難しいでしょうか?」

晶葉「まあ、すぐに諦めるのも悔しいからな。伝手を回ってそういった資料がないか、まずは確認してみるよ」

晶葉「それまでは……そうだな、アイツに相談してみてくれ。私よりも早く良い解決策があるかもしれん」

……
…………


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