284: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/07/20(金) 23:53:43.05 ID:LvNYVq+e0
まぁ、口に出してみるくらい良いか。
「アンチョビさん」
「なんだ?」
「だったら、また一緒に暮らしてみます?」
俺が言うと、アンチョビは吹き出した。
「あ、ははっ。戸庭、また敬語に戻ってるぞ!」
「本当だ。まぁそう、そうだな。気を付けます」
アンチョビは笑いすぎて瞳から漏れ出た涙を、右の人差し指で拭う。
「いいぞ」
「え? 何が? ガルパン?」
「会話の流れが読めないのか、お前はっ」
手元のウイスキーをぐいと飲み干し、アンチョビを「自分の言葉を思い返してみろ!」と続ける。
「あぁ、なるほど」
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