【バンドリ】氷川紗夜「相談に乗って欲しいのですが」今井リサ「うん?」
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5:名無しNIPPER[sage]
2018/07/15(日) 09:49:30.48 ID:15Xng7//0

紗夜「……幼いころ、自身の中に生まれた恋心というものを早々と自覚した今井さんは、その相手である湊さんの傍にずっと寄り添っていました」

紗夜「そして時間が経つにつれて、自身の恋心と、そういったことへの知識や興味がどんどん大きくなっていきます」

紗夜「当の湊さんは幼いころから歌に一生懸命で、そういったことには人一倍疎く、無垢なままで育っていきました」

紗夜「そんなある日、今井さんの中に、ある邪な気持ちが芽生えます」

紗夜「“何も知らない友希那に何かしてみたい”」

紗夜「幼いなりの正義感や自制心がそんな後ろ暗い情動を押さえてくれていましたが、悶々と持て余し続けたそれは湊さんのふとした発言でブレーキが利かなくなってしまいます」

紗夜「“ねぇリサ。なんだか最近、クラスの○○君の事を考えると、胸がキュッとするんだけど”」

紗夜「それを聞いて今井さんは思いました」

紗夜「“いけない、このままじゃ友希那が悪い道に行っちゃう。正しい道にアタシが誘導してあげなきゃ”」

紗夜「それは自身の内に抱え続けた黒い情動からの考えでした。ですが、まだ幼い今井さんはこれを正義感だと捉え、“これからすることは友希那のためだから”という免罪符を心の中に作り出します」

紗夜「そして自分の部屋に湊さんを連れ込んだ今井さんは、最愛の幼馴染をベッドに押し倒しました」

紗夜「“これは友希那のためだから”」

紗夜「自分の猛る青い劣情をその免罪符で隠した今井さんは、少しの恐怖に顔を歪めた湊さんを見て、とうとうその理性の鎖を断ち切り――」

リサ「ちょ、ちょっと待って!!」



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