ジェリド「安価とコンマでこの手にすべてを掴む!」Part3
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527:名無しNIPPER[saga]
2019/02/13(水) 01:32:37.27 ID:hjTaKykk0
2

ジェリド「…いつも自分の話をしてばかりでしたので、今日は閣下の話をお聞かせ願いたいと思い、来ました」

ジャミトフ「私の話か…………」

ジェリド「はい。閣下の思想をお聞かせください」

ジャミトフ「…………いいだろう」

ジャミトフ「中尉。私の目的が何か知っているか?」

ジェリド「……地球環境の保全、だったと記憶しています」

ジャミトフ「そうだ。私の目的は地球環境の保全、ただそれだけだ」

ジャミトフ「…………この年まで生きると、見たくもないものを多く見ることになる」

ジャミトフ「腐敗した政治家、政府高官、軍人。モラルを失った研究者たち…………」

ジャミトフ「軍隊という組織の一員として、それらとかかわってきた…………」

ジャミトフ「そのような人の暗い部分を見せつけられた私は、安らぎを求めるようになった」

ジャミトフ「中尉。わかるかね」

ジャミトフ「地球だ。私は地球とその自然とに安らぎを見出した」

ジャミトフ「愚かで矮小な人間たちに対して、我らの母たる地球は、自然は、かくも美しく、かくも雄大なのかと」

ジャミトフ「その時、私は悟ったのだ。我々人類はこの母なる大地への友愛と敬意を怠ってはならないと」

ジャミトフ「この地球を失えば、我らは宇宙の孤児と化すのだと」

ジェリド「…………」

ジャミトフ「…………それだというのに、愚かな人々はそれに気づかなかった」

ジャミトフ「自分の私利私欲のために、地球環境を破壊し、なおも星に居座ろうとする」

ジャミトフ「毎年のようにおびただしい量の熱帯雨林が伐採され、奴らの私腹を肥やすプランテーションが築かれている」

ジャミトフ「宝飾品として罪なき動物たちが不当に狩猟され、人類の暮らしをよりよくするという名目のもとに多数の動植物が居場所を失っている」

ジャミトフ「そうして地球を傷つけ既得権益を得た者たちは、声を大にして叫ぶのだ」

ジャミトフ「我らの母なる地球を守るのだとな」

ジャミトフ「地球を守るという名目で、奴らは民衆を宇宙へと送る。このまま地球に人口が集中しては環境に負荷がかかりすぎだといってな」

ジャミトフ「…………ふざけるな!真に地球を傷つけているのは貴様らではないか!」

ジャミトフ「いつまでも赤子のように地球に寄生し続けて……!」

ジャミトフ「既に人類の一部は自立して宇宙へと飛び立っているというのに…!」

ジャミトフ「…………だから私は決意したのだ。あの腐った者たちを排除し、地球環境を守ると」

ジャミトフ「そのために私はティターンズを作った。あの艦力者たちを合法的に排除できるような、そんな力を得るために」

ジャミトフ「………ティターンズが戦争を行えば、地球の経済は疲弊する。そして、その疲弊した経済は、やがて地球上に飢餓をもたらす」

ジャミトフ「そうすれば、地球上からあの寄生虫共を根絶やしにすることができる。そのためのティターンズだ」

ジェリド「……………………」

1.即座に反論する
2.一度肯定してみる
3.ここでニュータイプ論を説いてみる

多数決下3まで


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