ジェリド「安価とコンマでこの手にすべてを掴む!」Part3
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495:名無しNIPPER[saga]
2019/02/03(日) 01:23:12.54 ID:RjxQawUU0
グラナダ

ブライト「ここ二週間で敵の集積所8か所を襲撃しましたが、依然として敵の侵攻計画は進行中です。正直なところ、焼け石に水といったところでしょうか」

ブライト「サイド2撤退戦でもう少し時間を稼げればよかったのですが……」

ウォン「一分でも一秒でも稼げればそれでいい。いずれにしろ、今の我々にサイド2まで保持できる力はないのだからな」

ヘンケン「これ以上スペースノイドの支持を失わないためにも、サイド2の放棄は必要だった。仕方ないさ」

ヘンケン「それよりも、今日は重要な議題がある。ここ数日、ティターンズが複数の線から降伏を呼びかけている」

ウォン「我々は降伏などしない!降伏したところで結果は同じだ!」

ブライト「ウォンさん、あまり熱くならないでください」

ウォン「……しかし、事実だ!」

メラニー「……このタイミングでの降伏勧告……ヘンケン中佐はどう見る?」

ヘンケン「難しいところですね。敵のこれ以上被害を出したくないという意思の表れと見るのが妥当な線ではありますが……」

ブライト「しかし、敵の今までの行動と照らし合わせると違和感があります」

ウォン「そうだ。奴らはスペースノイドに対して手加減などしない。降伏勧告などするものか」

ヘンケン「降伏した後にやられるという線も考えられるか……」

ブライト「敵にはコロニーレーザーがあるのを考えると……」

メラニー「私としては発信元がゼダンの門だというところに注目したい」

ヘンケン「ゼダンの門といえば、ティターンズの宇宙での最大の拠点ですが……」

メラニー「となれば、送り主はかなり上層の人間だと考えられる。前線指揮官ならばサイド2にいることだろう」

ヘンケン「即ち、送り主はジャミトフというわけですか」

ウォン「確か、ティターンズの実質的なトップは強硬派だったな」

ヘンケン「つまり、敵も一枚岩ではないと?」

メラニー「憶測に過ぎないがな」

ウォン「だとしても、この降伏を受け入れるわけにはいかん」

ブライト「では、防衛計画の策定について現場からの改良案を……」

メラニー「ジャミトフ……これは悪手だったな」






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