ジェリド「安価とコンマでこの手にすべてを掴む!」Part3
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211:名無しNIPPER[saga]
2018/08/09(木) 23:55:56.81 ID:zqJ3gKOc0
グワダン

ハマーン「ははは、シャア!貴様程度でもその機体に乗れば結構な活躍ができるものだな!」

シャア「…ハマーン。ふ…まるで道化だな。赤い彗星を演じる道化だ」

ハマーン「…今回の貴様の働きはその名に値する活躍だと思われるがな」

シャア「ハマーン。私のことをそうからかわないでもらいたいものだ」スタスタスタ

ハマーン「待て!……まだ話があったというのに……シャアめ」

ミネバ私室

♪〜♪〜♪〜

クワトロ「少しの期間で随分とご上達なさった」パチパチパチ

ミネバ「今日も演奏を聞いてくれて感謝するぞ」

クワトロ「いえ、ミネバ様との約束でございます」

ミネバ「うむ。……時にシャア。この前のはどうであるか?」

クワトロ「この前の、といいますと……ああ、ハマーンのことでございますか」

ミネバ「そうだ。少しは仲良くなれたか?」

クワトロ「仲良くなるも何も……ハマーンのほうから嫌味を言ってくるのですから、仲良くなりようがありません」

ミネバ「ハマーンが嫌味を……例えば?」

クワトロ「そうですね……例えば、私がサイド2奪還戦で逃げ帰ってきたときは、貴様の無様な面が拝めただけでも良かった、などと」

クワトロ「それも息を切らせて私を探してまで……ハマーンめ」

ミネバ(それは単に心配してたんじゃ……)

ミネバ「……」

クワトロ「それより、ミネバ様はハマーンにどのような気持ちを抱いているのですか?」

ミネバ「私は……前にも言ったように、ハマーンはよく頑張っているし、尽くしてくれているとも思っている」

クワトロ「…ミネバ様」

ミネバ「……確かに、ハマーンは時には厳しいこともある。私はザビ家の当主なのだからとな」

ミネバ「……だが、それはきっと私のことを考えてくれた上でのことであろう」

クワトロ「いや、それは違います、ミネバ様」

クワトロ「ハマーンは、ミネバを祭り上げてアクシズをまとめ上げる道具として使っている!」

クワトロ「それは到底許されることでは……!」

ミネバ「……し、しかし、シャア。ハマーンはシャアにアクシズの後継者として推挙されてから今日まで、アクシズをまとめ上げてきたのだ」

クワトロ「……!」

ミネバ「……ハマーンはずっと一人で頑張っていたように思うよ……?」

クワトロ「……ミネバ様、申し訳ございません。退出させていただきます」

ミネバ「あ、シャア……」

ウイーン

クワトロ「確かに、アクシズの摂政にハマーンを推挙したのは私だ……」

クワトロ「まだ若年のハマーンがアクシズをまとめるにあたって、様々な障害があったのは想像に難くない」

クワトロ「……まさか、私もミネバが祭り上げられる一因を作ったというのか!?」

クワトロ「いや、しかし、ならばなぜ私がいる間にミネバを……」






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