由比ヶ浜「-SS速報VIP

由比ヶ浜「

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24:名無しNIPPER[saga]
2018/07/19(木) 01:24:18.85 ID:PDZgNpG80
陽乃「今回は，本物だからねー．これはとうとう盗撮が趣味になった執事が撮ったんだけどラブホで比企谷君が海老名さんの上で腰を振っている写真だ！」

由比ヶ浜「完璧にヒッキーじゃん！なんかいつもより目が死んでないし！ちんちんが部室で私の胸で起っているときよりも大きい！」

雪ノ下「私の胸よ」

八幡「お前ら時々恐ろしいほど残酷になるな馬鹿野郎．．．まあ大体，分かってきた．こいつは俺じゃない．背中の辺りにうっすら絵が見えるだろう．そこで普段とても冷静だが，いざというときに頼りになる雪ノ下，なにかはっきりさせる方法を知っているか」

雪ノ下「．．．スマホアプリでRGB分解して，再構成するわ」

由比ヶ浜「KGB分解ってなに？」ｺｿｺｿ

八幡「RGBだ．残念だがスマホで戦闘集団を壊滅させられるのは，異世界だけの話だ」

雪ノ下「彼の背中に彫ってある入れ墨は．．．雷神の絵？かしら」

陽乃「うそっ」

八幡「予想は当たったようだな．こいつは俺の家の隣に住む，三浦八幡だ．右前髪に赤いメッシュがかかったのが，雪ノ下さんの見せてくれたものにもあった」

陽乃「うそうそうそうそっ！ちゃんとばれそうなのはとりのぞいたはず！・・・・はっ！」

由比ヶ浜「待って，それは変だよ，陽乃さんが見せてくれた写真は，全部後ろ姿か左横からの構図だった！映るわけがないよ？」

雪ノ下「ええ，その通り．でも，間抜けは見つかったみたいね」スマホでパシャリ

陽乃「くっ！？」

八幡「この八幡は，比企谷八幡じゃない，三浦八幡だ」

陽乃「．．．．シブいねえ，まったくおたくシブいよ」

八幡「悪ふざけに付き合ったんですから，雪ノ下さんも旅行につきあってください．ちょうど運転手がいなくて困っていたんです」

陽乃「なんでも頼んでいいよ，それが勝者の特権だからね」

由比ヶ浜「やったー！」

八幡「やったぜ」

雪ノ下「…最初から，混ざりたいならそう言いなさい」

陽乃「それが大人になるってこと，本音は言えないの」

雪ノ下「そう，大変なのね．私は，子供でよかったわ」

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陽乃「さしずめ，私は大人から子供を守る血塗れのピーターパン」

陽乃「雪乃ちゃんは気づいてない」

陽乃「三浦八幡は，最初はこの世界にいなかったんだよ」

陽乃「彼は誰かがこの世界に干渉して，生み出された怪物なんだ」

陽乃「今回は海老名姫奈がその餌食となるように，『ずらした』．でも，三浦八幡はまだ生きているしこれでこの事件が終わるとは思えない」

陽乃「誰を代わりに犠牲にしようと，私は雪乃ちゃんを守るよ」

完
依頼出してきます
次回は黒幕との直接対決です．乞うご期待

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