引きこもりの俺が部屋から一歩も出ずに借金100万Jを安価で返済する[俺働]
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43: ◆9XBtr8KrU6[saga]
2018/07/16(月) 08:45:54.33 ID:KVQU7or8O
コンコンッ

俺(こんな夜分に何か用かな?)

リリウム「問題なく入りますよー」

ガチャ

リリウム「俺さん、ちょっと相談が」

俺「何か問題でもあったのか?」

リリウム「今日わたしのところにいっぴ...1人?の冒険者がやってきてですね...」

俺(今一匹って言いかけなかったか?)

リリウム「その冒険者が俺さんのギルドで働きたいって言うんです」

俺「ほほう。詳しく教えてくれ」

リリウム「その冒険者、喋り方が少し独特でして。それと使える技も他の冒険者と違っているんです。名前は"八重子"と言い、職業を聞いたら"巫覡"と言っていました。俺さんはこの職業を聞いたことあります?」

俺「巫覡か...RPGでたまに出てくる職業だが、この世界にそんな冒険者がいるなんて聞いたことないな」

リリウム「どうします?雇いますか?給料は3000Jと"気持ち"って言ってました。"気持ち"って何ですかね?」

俺「"気持ち"か...その冒険者の見た目は...その...動物っぽいのか?」

リリウム「え...あっハイ...狐耳っぽいのと尻尾...みたいなのが生えてます...」

俺「採用だ!」

リリウム「即決ですか!俺さんってそっち系の趣味だったんですね...」

俺「おそらく俺の記憶にないが"鶴の恩返し"的なものだろう!昔助けた狐が恩返しにやってくるなんて涙を誘う話じゃないか!それを無下にするほど俺は腐ってないぞ!」

リリウム「引きこもりだったのに狐を助けられたんです?」

俺「........すまん。冗談だ」

リリウム「い、いえ...ちょっとからかいすぎました。とりあえず採用という事で手筈を進めておきますね。もう遅いのでそろそろ出ていきます。おやすみなさい俺さん」

俺「ああ。おやすみリリウム」

ガチャ


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