1: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:38:47.60 ID:qBq35q/x0
ありす「プロデューサーさん、鬼ごっこをしましょう」
P「は?」
ありす「鬼ごっこです。もしかして知らないんですか?」
P「いや鬼ごっこは知ってるけど、ありすがいきなり鬼ごっこをしたがる子だとは知らなかったよ」
ありす「橘です」
P「それは知ってる」
ありす「知っているなら橘と呼んでください」
P「考えとくよありす」
ありす「だから橘です」
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2: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:39:32.29 ID:qBq35q/x0
P「で、鬼ごっこだったか?」
ありす「はい」
P「俺仕事してるんだけどな?」
3: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:39:58.49 ID:qBq35q/x0
P「まあ、ちょっとくらいなら付き合うぞ。で、他に誰がやるんだ?」
ありす「私とプロデューサーさんだけですよ」
P「は?」
4: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:40:28.94 ID:qBq35q/x0
P「まあ二人でもいいや、じゃんけんするぞ」
ありす「え?なんでじゃんけんするんですか?」
P「鬼決めないと鬼ごっこできないだろ」
5: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:40:58.87 ID:qBq35q/x0
P「……9、10。よし、じゃあ行く
ありす「さあ、早く捕まえてください」
P「え?まだ逃げてなかったのか?もう一回数え直すぞ?」
6: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:41:29.42 ID:qBq35q/x0
P「まあ、捕まえろって言うなら捕まえるぞ」ポンッ
ありす「なんですか、肩なんか叩いて」
P「いや、捕まえるんだからタッチするだろ」
7: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:42:01.92 ID:qBq35q/x0
ありす「プロデューサーさんは鬼です」
P「そこだけ言われるとひどいこと言われてるような気がする」
ありす「話をそらさないでください。プロデューサーさんは鬼なので、逃げる私を捕まえないといけません」
8: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:42:28.75 ID:qBq35q/x0
P「まあ、それで納得するならするけど」
ぎゅっ
ありす「ちょ、ちょっと力が弱いですよ、これくらいなら力ずくで逃げられそうですね」
9: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:42:57.97 ID:qBq35q/x0
P「じゃあ捕まえたから次はありすが鬼だな」
ありす「ま、待ってください、疲れたので休憩が必要です」
P「今のどこで疲れる要素があったんだよ」
10: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:43:26.48 ID:qBq35q/x0
ガチャ
桃華「ただいま戻りまし……Pちゃま?」
P「おう、桃華おかえり」
11: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:43:52.87 ID:qBq35q/x0
P「なんでも、タッチしたくらいじゃ逃げられるから、ちゃんと捕まえておけってことらしい」
桃華「捕まえたならありすさんが鬼にならないといけませんわ!」
ありす「今は疲れたので休憩しているんですよ」
12: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:44:25.75 ID:qBq35q/x0
P「そもそも休憩っていつまで休憩するんだ」
ありす「疲れが取れないのでまだしばらくかかります。仕方ありません」
桃華「それならPちゃま!私も仕事終わりで疲れていますの!」
13: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:44:53.26 ID:qBq35q/x0
桃華「そうですわ!ありすさん、私も鬼ごっこさせていただいてもよろしくて?」
ありす「なっ……!」
P「おう、いいんじゃないか」
14: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:45:22.69 ID:qBq35q/x0
P「そもそも俺仕事の途中だからな?」
桃華「Pちゃまは働きすぎですわ!」
P「そう言われたからありすと遊んでたんだよ。いい気分転換になったよ。ありがとな」ナデナデ
15: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:45:54.25 ID:qBq35q/x0
P「桃華もありすも鬼ごっこしたいなら二人でやればちょうどいいだろ?あ、事務所の中で走り回ると危ないからそれだけは気を付けてな」
桃華「……」
ありす「……」
16: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:46:27.69 ID:qBq35q/x0
…………
ありす「部屋の隅に追い込んだのでもう勝ったも同然です」
桃華「なにか手は……あっ!あんなところに!」
17: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:46:53.53 ID:qBq35q/x0
桃華「Pちゃま!私をありすさんから守ってくださいまし!」ぎゅっ
P「え?俺?」
ありす「桃華さん!捕まえましたよ!」ぎゅっ
18: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:47:23.57 ID:qBq35q/x0
P「まあ、ありすがそう言うならそろそろバリアも時間切れってことにするかな?」
桃華「えっ?」
P「3、2、1、はい、バリア無効」
19: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:47:51.79 ID:qBq35q/x0
ガチャ
みりあ「おはようございまーす!」
桃華「みりあさん……!」
20: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:48:20.69 ID:qBq35q/x0
みりあ「でもありすちゃんと桃華ちゃんがはぐはぐしてるから……みりあはプロデューサーとはぐはぐしよっと♪」
ありす「なっ……!」
桃華「えっ?!」
21: ◆99skM4/jE2[sage saga]
2018/07/10(火) 19:48:50.86 ID:qBq35q/x0
桃華「ずるいですわ!私にもしてくださいまし!」
ありす「わ、私にも……!」
P「ん?鬼ごっこはいいのか?」
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