22: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 15:24:09.89 ID:9GZaroLJ0
「それじゃあ、そろそろ帰ります」
「私も帰るかな」
「気をつけて帰れよ」
「お疲れ様です」
事務所の扉を開くと、夕暮れの少しだけ涼しい風が流れてきました。これは室内の方が暑いですね。
なんというか、今日はクーラーの有り難みがわかる一日でしたね。文明の利器は素晴らしい。
世界はしっかりとオレンジ色一辺倒になっています。家に帰るまでに暗くならなきゃいいですけど。
晶葉さんに別れの挨拶をして一人の帰り道を急ぎます。ちなみに、彼女の自転車は明らかに彼女自身の手が加わった電動自転車でした。らしいですね。
それにしても、これでひぐらしでも鳴いていたら完璧ですね。出来すぎだシチュエーションですけど、まだ鳴いていないですね。
それもそうでしょう。
だって、夏はまだ始まったばかりなのだから。
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