橘ありす「晶葉さんとある暑い日の事務所にて」
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14: ◆foQczOBlAI[saga]
2018/07/09(月) 14:59:12.67 ID:9GZaroLJ0

「まあまあ、これで許してくれ」

「なんですかこれ」

「開ければわかるさ」


そんな私を宥めるようにしながら、袋が手渡されました。

袋一つで解決するなんてどんだけチョロいと思われているのでしょうか。

最大限警戒しつつ袋を開けます。その手つきはさながら爆発物処理班。あれだけやられたあとなのだから当然です。

中から出てきたもの、それはクッキーでした。薄紅色、苺味でしょうか。

さて、実食です。


「美味しい」

「クッキーを量産したくてクッキー製造ロボを作ったのだ。苺クッキーも作れるようにしたからお裾分けにな」


それならばなぜもっと早く渡してくれなかったのだろうか。




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