3:名無しNIPPER[saga]
2018/07/08(日) 23:54:59.21 ID:OvNWKU9p0
そうしたら彼も懲りて、一人の女の子に絞るだろう。
その方が、みんなにとってもいいはずだ。私たちは、そう考えた。
でも、彼は笑って見せた。
怪盗団の時もそうだけど、彼はピンチの時は、常に笑顔だった。
それから、何年もそのスケジュールで対応している。
彼は一度も私達を満たさないことはないし、デート代、プレゼント代も、どっからか捻出してくる。
「どれだけみんなと一緒にいたいのよ」
呆れて言葉が出てくる。でも、みんな、そんな彼が好きだった。
「杏ちゃん、この前の雑誌買ったよ。綺麗だったね」
「え?本当ですか?ありがとうございます」
先月載ったモデル雑誌かな?確か、私の特集を組んでくれた。
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