16:名無しNIPPER[saga]
2018/07/09(月) 00:03:33.27 ID:BaVBKbuC0
■一二三
「インタビューありがとね。一二三ちゃん」
「いえ、他ならぬ大宅さんの頼みですから」
私は今インタビューを受けています
インタビュアーは大宅一子さん。彼の恋人です。
こういう取材は、苦手ですが、大宅さんなら大丈夫です。
なんとなく、彼を共有している、という余裕があるからでしょうか?
「でも、大宅さん……政治部担当でしたよね?」
「今回は、芸能部から頼まれたんだ。それに、一二三ちゃんと話もしたかったし、育休中の小遣い稼ぎってとこかな」
「後、この子もいるけどいいかな?」
「大丈夫です。相変わらず可愛いですね」
「へへっ、ありがとね」
一子さんの横には、赤ちゃんがいます。
彼に、なんとなく面影が似た赤ちゃんに、会いたかったのも、インタビューを受ける理由の一つです。
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