江ノ島「明日に絶望しろ!未来に絶望しろ!」戦刃「…終わりだよ、ドクターK!」カルテ.8
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97: ◆takaJZRsBc[saga]
2019/02/06(水) 02:10:58.99 ID:i4ZHJSM30

K「そうだ。確かに江ノ島がいる確率は限りなく低い……だからそれ以外の物を探す」

苗木「それ以外って?」

K「俺にもわからん。何もないかもしれん。奴の性格を考えたら
  もぬけの殻になっていて苦労した俺達を嘲笑う可能性の方が遥かに高い」

K「ただ、江ノ島は常に卓越した頭脳で俺達の行動を読み、その上を行ってきた。
  今回も俺達の行動を読んで隠し部屋に向かうと思っているはずだ」

十神「だからこそあえて裏をかく。無駄に見える選択肢を選ぶ、と?」

K「もしかしたら……そこに油断があるかもしれない。何か、一つでも
  小さな手がかりがあれば……今のこの状況をひっくり返せるかもしれん」

K「……という、俺の希望的な観測だ。根拠は何もない」

「…………」


誰かがため息をついた音が聞こえた。


K「結局の所、強行軍になるのは隠し部屋と変わらん。どうするかはお前達で決めてくれ」

霧切「待ち伏せの可能性が低いだけで、移動距離を考えたらリスクは変わらない……」

山田「そもそも二階より上はトラップだらけで足を踏み入れた途端にドカン!はないですよね……」

K「トラップはあるかもしれないが、大規模なものはないだろう。奴は俺達に絶望を
  味合わせるのが目的だ。一気に皆殺しにはせず、一人ずつ殺していくつもりのはず」

K「そうでなければ戦刃に銃火器を渡してさっさと殲滅しているはずだからな」

葉隠「本当にえげつねえヤツ等だべ……」




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