江ノ島「明日に絶望しろ!未来に絶望しろ!」戦刃「…終わりだよ、ドクターK!」カルテ.8
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193: ◆takaJZRsBc[saga]
2019/10/19(土) 23:28:33.01 ID:c8x6QoJY0


大和田「ウ、ウソだろ……?」


モノクマが持ち出した条件は驚くべきものであった。
今まで散々彼等を苦しめた元凶が解放という言葉を出してくるとは。


十神「騙されるな! お得意の口八丁だ。本気で解放する気などない!」

石丸「そ、そうだ。モノクマはそういうヤツだったじゃないか!」

モノクマ「疑り深い所は誰かさんに似ちゃったかな? ボクは約束を破ったことはないのにね」

霧切「どうせ隠してることでもあるんでしょう?」

モノクマ「そりゃ、あるけどさ。じゃあ、特別に何でも質問に答えてあげようか?
      ただし、3つくらいね。西城先生が戻ってきちゃうからさ」


全員が顔を見合わせる。何を聞くべきか思案すると、頭の回る不二咲が口を開いた。


不二咲「……ほ、本当に勝ったら全員揃って生きたまま出してくれるの?
     誰かを生贄にする、とか出た瞬間に襲いかかったりとかはなくて?」

モノクマ「無条件に出してあげるしその後ボクから何かすることはないよ。勝てたらの話だけどさ」

セレス「ここは本当に希望ヶ峰学園なのですか? 実は絶海の孤島で出ても家に帰れないということは?」

モノクマ「ここは日本だし東京にある本物の希望ヶ峰学園だよ。外に出たら各自勝手に帰ればいい。
      ボクもボクの部下も一切手は出さないよ。オマエラは完全に自由!」


そこまで聞いて、生徒は沈黙した。


モノクマ「さーて、最後の質問だよ。慎重に考えてね!」

「…………」




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