江ノ島「明日に絶望しろ!未来に絶望しろ!」戦刃「…終わりだよ、ドクターK!」カルテ.8
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108: ◆takaJZRsBc[saga]
2019/03/19(火) 00:28:10.80 ID:xkM8MkKk0

K「化学室の薬品と、そこのガチャガチャから出た劇薬を使って調合に調合を重ねた。
  ……まったく、大変だったぞ。監視の目を盗んで調合するのは」

石丸「ばばば、爆弾なんて危険です! 暴発したらどうするんですか?!」

朝日奈「そうだよ! 危ないよ!!」

K「ニトログリセリンにニトロセルロースを混ぜゲル化させて感度を下げて安定させているから問題ない。
  特に雷管を作るのに苦労したよ。倉庫に花火があったからそちらの火薬を流用させてもらった」


雷管:爆薬の種類にもよるが、爆発感度を下げた火薬は少しの熱では爆発せずに激しく燃焼する
    だけのことが多い。そのため、誘爆用の別の薬品で発火装置を作る。それが雷管である。
    爆弾は雷管が爆発する熱エネルギーで誘爆して爆発させるのだ。


K「原材料不足もあるが、一部は植物庭園の小屋のおが屑も材料として使っている。
  こちらは威力が低いからお前達でも十分扱えるだろう」

十神「ま、待て……薬品は調合で何とかなるのはわかるが……雷管の作り方を何故知っている?」

K「それも子供の時に親父からな……爆薬なんてそうそう使う機会はないだろうが、
  俺の一族は紛争地にもよく行く。いざという時のためだ」

K「C-4が作れたら良かったんだが、何分電気雷管を作れそうになくてな……
  流石に実験で爆破したら黒幕にバレるだろうから諦めたんだ」


C-4:プラスチック爆弾の一種。粘土のように自由に変形することが特徴で爆発感度も低く扱いやすい。
   ただし、爆発感度が低すぎるため電気雷管という特殊な雷管が必要である。非常に高威力。


(なんなんだろう、この人……)

(もはやテロリストでは……)

(出来ることが多すぎて医者が副業みたいになってる……)




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