江ノ島「明日に絶望しろ!未来に絶望しろ!」戦刃「…終わりだよ、ドクターK!」カルテ.8
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106: ◆takaJZRsBc[saga]
2019/03/19(火) 00:23:36.94 ID:xkM8MkKk0

朝日奈「女の子だったら仲良くしたかもしれないけど、そもそも学生じゃないしね。あはは」

K「ゴホン。とにかく、そんな状況下で俺がこんなものを持っていたらお前達はどう思う?」

大和田「そりゃ、スパイだと思うな」

葉隠「お、鬼に金棒……生きた心地がしないべ」

苗木「流石に話しかけなかったかも……」

K「それが狙いだろうな。お前達の間でガチャガチャの景品交換が流行っていたから、
  俺も会話のキッカケにと思ったのだが……物の見事にこんなものしか出なかった」

K「皮肉にも……隠し場所に困った凶器が今は役に立つ訳だが」

石丸「そういえばそんなことがあった気がする……」


たまたまその現場を目撃していた石丸が首を傾げながら記憶を思い起こす。


セレス「しかし随分たくさんありますわね。ガラクタしか出ないなら
     もっと早くやめれば良かったのでは?」

K「それはだな、その……当時は俺も少し焦っていたし多少意地になっていたというか……」

苗木「KAZUYA先生にもそんな所があるんだ……」

舞園「人間ですからね……」

K「塞翁が馬とは言ったものだ。巡り巡ってこんな形で役に立つとは……」

十神「江ノ島もまさか過去の嫌がらせが原因で足を掬われるとは思わないだろうな」

K「更にこれだけではない」


KAZUYAは鍵をかけた机の引き出しから、ダンボールを取り出した。
その中には様々な薬剤が納められており、紙で梱包された物体を取り出す。




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