7: ◆u71RyimI2MeR[sage saga]
2018/07/07(土) 23:16:00.89 ID:5K4qwJn1o
片付けようとした手が手に止められました。なんで、とプロデューサーさんを見ると悪戯をしようとする子どもみたいな表情でした。
言いたいことはそれで分かって。頷いてから、ぽすん、と椅子に座るプロデューサーさんの膝の上に腰掛けて。
「そういえば」
座り込んだ私を下ろそうともせずに、プロデューサーさんがそう呟きました。
どうしたんですか? と顔を見上げると、プロデューサーさんは金平糖の天の川から橙色の金平糖を手に取りました。
「あれが天の川なら、これは太陽みたいだな」
「太陽……ですか?」
聞き返しながら首を傾げて。そんな私の様子を見たプロデューサーさんがクスリと笑って。
「歌鈴と同じように太陽みたいに暖かい気がしない?」
「はうっ……でも、それを言うなら、プロデューサーさんだってそうじゃないでしゅか…?」
照れちゃって、つい噛んで。
「だって……」
9Res/4.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20