4: ◆FFa.GfzI16[saga]
2018/07/07(土) 21:07:59.57 ID:VZnYOy/W0
クラスメイト「そんなことよりさ、駅前のクレープ屋行こうよ!あそこ美味しいから!」
男「クラスメイトの奢りなら行く!」
クラスメイト「えー、酷いよ まあ、男の頼みなら聞くけど」
最近気になることがある。
それは俺の言う事をある程度聞いてくれるようになったこと。
嬉しくない訳では無いが非常に不気味だった。
願いを聞いてくれる、つまり俺の言う事は拒まないという事だからだ。
嫌な事があったら言ってほしいのに
男「なあ、クラスメイト 最近俺の言うことなんでも聞いてくれるよな」
クラスメイト「そんな事ないよ だって何かを奢るとか何かをあげるとかしかしてないし」
男「いや、だけど…」
クラスメイト「あ、でも男が誰かを殺してほしいって言うなら殺すよ?」クスクス
男「?!」
クラスメイト「…冗談だよ。もう、男にはジョークが通じないんだから」
男「な、なんだ冗談か 脅かすなよ」
クラスメイト「えへへ、ごめんごめん」
確かにクラスメイトは普段から冗談を言うようなやつだ
でも、さっきの含みのある言い方はなんなのかさっぱり理解出来ない
きっと俺を揶揄いたくなっただけだろう
クラスメイト「ほら、早くクレープ屋行こうよ!」
男「あ、ああ」
この時ひどい胸騒ぎがした。
この時の胸騒ぎを思い出していたのならあんな悲劇は、
起こらなかったのかもしれない
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