36: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:31:38.74 ID:a363b6qL0
提督はおそるおそるこちらへ手を伸ばす。
き、きた!ついにきたわ!
私は思い切り目を瞑り、その時を今か今かと待ちわびた。
彼の手が私の頭の上に触れる。それは撫でる、と言うよりもどちらかと言うと、置くと言った方が正しいかも知れない。
暫くすると、ゆっくりと一方通行に手が動き出す。
彼の手の重さが伝わるようになり、それからは波のように私は彼の手に揺られた。
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