17: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:19:59.09 ID:a363b6qL0
エラー娘「おっと、そんなに怖がらなくてもいいじゃないか。別に君を取って食う訳じゃないんだ」
彼女はセーラー帽子を触りながら、無駄に渋い声で私に語りかける。
18: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:21:16.30 ID:a363b6qL0
エラー娘「どうして甘えられないのかい?」
初風「それは...私が提督に甘えるのはおかしいのかなって。」
19: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:22:05.32 ID:a363b6qL0
...ちがう。私の知っている彼は何時だって私の傍に居てくれた。
私が彼の目を見て話せなかった時も、ちゃんと話を聞いてくれた。
20: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:22:37.20 ID:a363b6qL0
初風「あ、あの!」
エラー娘「?」
21: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:23:09.15 ID:a363b6qL0
初風「あーもう!分かんなーいー!」
エラー娘からの助言を受けた私は、自室に戻ってすぐに計画を練りだしたのだが、早くも頓挫しかけていた。
22: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:23:52.28 ID:a363b6qL0
初風(いつでも準備はできてるわ)
初風「...」
23: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:24:19.34 ID:a363b6qL0
初風(撫でて撫でて撫でて撫でて)
提督「...初風?」
24: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:24:48.83 ID:a363b6qL0
何も言わずに私は彼をにらみ続ける。
流石におかしいと思ったのか、提督は怪訝な表情を顔に浮かべた。
25: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:25:28.96 ID:a363b6qL0
摩耶「提督ー、邪魔するぜ...どうしたんだ初風、そんなガン飛ばして。」
執務室へ入ってきた摩耶さんがこちらを見ると、ぎょっとした顔で話しかけてきた。
26: ◆6x79oqdrbDOF[saga]
2018/07/05(木) 01:26:00.40 ID:a363b6qL0
提督「ウッ..フグッ...」
敷波「元気出しなよ、提督」
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