【安価】異世界に来たので、折角だから何かする【オリジナル】
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8: ◆7m3grp2dM2[saga]
2018/07/04(水) 22:55:20.62 ID:vif28EoIo

コンマ判定:13


自分の事を思い出そうとして、貴方はハッと気づきます。
『何も思い出せない』ということに。

言葉を理解し、思考を理解し、常識すらもキチンと記憶に備わっているにも拘らず、自身に関する記憶が何も思い出せません。
家族や友人はおろか、自分の名前すらも思い出せないのです。


そんな、あまりに異常な状態に混乱してしまっている貴方の下へ、何かが近づいてきているようです。
草を踏みしめる音が、真っ直ぐ此方へと向かって来ます。

徐々に近づいてくる足音の主は、どうやら一人ではないようで、話し声のようなモノが聞こえてきます。

「ねえナキ、さっきの妙な光って、こっちからだったよね?」

「そのようなだな」

「今まで見たことも無かったから気になって来てみてるけど、おじいちゃんは何か心当たりある?」

「……いや、まだ分からんな。一応警戒だけはしておけよ」

「はいはーい」

和解快活な女性の声と、しわがれた威圧感のある老人の声だ。

その二人組は、ここに貴方が居るということに確信をもって近づいてきているのだろうと、そう察せられます。



貴方は――


1、何もしない
2、隠れる
3、自分から近付く

安価↓



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