【安価】異世界に来たので、折角だから何かする【オリジナル】
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72: ◆7m3grp2dM2[saga]
2018/07/05(木) 22:32:51.50 ID:/axQZUF/o

選択:2


この世界のマナーもよく分からない身だ、何か無礼があったらいけない。
そう思った貴方は、お言葉に甘えて案内人をつけてもらうことにした。

「ふむ。でしたらコレを」

そうしてアルフォードから、彼が身に着けていた懐中時計のようなモノを手渡される。

「時計です。その時計には私の契約者『キア』が宿っています。大抵の質問には答えられるはずですよ」

イマイチ判然としない説明に首を傾げていると

「始めまして、『キア』です。アルフォード様の命により、貴方の町先案内人に任命されました。今日一日、貴方をお世話させていただきます」

まるで機械音声のような淡々とした口調で、時計に話しかけられる。
喋る時計……喋る蛇が居る以上、そうおかしなことではないのかもしれない。と、勝手に納得する。


貴方はアルフォードに感謝を述べながら、図書館を出た。



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