【安価】異世界に来たので、折角だから何かする【オリジナル】
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◆7m3grp2dM2
[saga]
2018/07/12(木) 21:53:49.30 ID:vvm/Vrooo
拠点の酒場から離れた場所で、貴方は図書館騎士を待ち構える。
近くの建物の屋上では、マスクが貴方の動向を見守っている。
程なくして、貴方の想像していた通りの図書館騎士、リメロンがその姿を見せた。
「ん?あ、居た!おーいアスラさーん!!」
貴方に向かって手を振るリメロンは、見間違いようも無く、貴方の知るリメロンであった。
貴方もリメロンに向かって手を振り返す。
「もう何してるんだよアスラさん!司書様が心配してたよ!」
その言葉で、貴方は図書館を抜け出して帰れなくなってしまったので此処で一晩過ごすことになったことを思い出す。
「キアさんが居なかったらどうなってたことか……」
なるほど、キアの『案内』の能力のおかげで貴方が何処に居るか判明したらしい。
そしてその口振りから、リメロンの目的は『レジスタンス』ではなく、貴方の捜索であることを確信する。
「まあとにかく、無事でよかったよ。早いとここんな所おさらばしよう。ここは、アスラさんが一人で居ていい場所じゃない」
リメロンは貴方に手を差し伸べる。
恐らく図書館に連れ帰るつもりだろう。
貴方は思考する。
レジスタンスに協力すると言った以上、あまりここで事を荒げるような事はしたくない。素直についていくのが最善であろうと考える。
しかしそうなると、夜までここに帰ってきてはいけないと釘を刺されているが……
1、リメロンについ行く。
2、事情を説明する。
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