【安価】異世界に来たので、折角だから何かする【オリジナル】
1- 20
305: ◆7m3grp2dM2[saga]
2018/07/11(水) 00:33:38.86 ID:ogTN9gDoo

「さて、それじゃあ仕事の話だけど……」

「あの、一つ聞きたいことがあるのですがいいでしょうか?」

「なにかしら?」

貴方はそこで、なんとなく聞いていなかった疑問を投げかける。

「メイさんは私たちのような『はぐれ』を集めているのには、理由があるんですか?」

メイは度々言っていた、人を集めている。人手が必要だ、と。
それはつまり、何かをするという目的があってのことだ。
その目的を訊ねていないことに、ふと気づいたのだ。

「そっか、まだ私たちが何者なのか説明してなかったわね」


「私たちは―――反社会主義『レジスタンス』よ」


「力と知識、あらゆる権力を欲しいがままにする上流階級、貴族階級に刃向かう牙」

「私たちは、『自由に生きる』権利の為に戦っているのよ」


メイは、ニヒルに笑いながら、ハッキリとそう言った。
社会に背く…秩序に背く存在である、と。

貴方はその頬に冷や汗をかく、もしかして自分は、軽はずみな決断を下してしまったのではないだろうかということに。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
363Res/147.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice