【安価】異世界に来たので、折角だから何かする【オリジナル】
1- 20
207: ◆7m3grp2dM2[saga]
2018/07/08(日) 21:26:58.89 ID:gzFkeLa0o

>>205選択


記憶を失っているから、『はぐれ』か放浪者か分からない。と説明する。
貴方の言葉に、少女は一層険しく眉間にしわを寄せる。

「記憶がない?貴方が契約者なら、導師はどうしたの?」

そのような人物とは会ったことが無い。
そう伝えると、少女は少し考え込むような仕草を見せる。

暫く考え込んだ後、

「……貴方が契約者なら、『契約の印』がある筈。それを見せて」

『契約の印』?
聞いたことの無い言葉だ。アルフォードから説明を受けていない。
だが、もしかしたら体のどこかにその印があるのかもしれない。そう思った貴方は、おもむろに服を脱ぐ。

どこだろうか?貴方は全身を弄りその印とやらを探す。

「もういい。分かったわ。貴方は嘘をついていない。」

貴方は少女の言葉に驚き、何故信用してくれたのか?と問う。

「……『契約の印』なんてのは無いから。ただの嘘。貴方はこの世界について無知なことが分かった」

どうやら鎌をかけられたようだ。
少女は何も言わずに貴方に背を向ける。
その背中を見送っていると、少女は立ち止まり貴方に向き直る。


……どうやら、ついて来いと言っているようだ。
貴方は少女の後をついていくことにした。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
363Res/147.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice