【安価】異世界に来たので、折角だから何かする【オリジナル】
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173: ◆7m3grp2dM2[saga]
2018/07/08(日) 00:54:20.08 ID:gzFkeLa0o


「漸く戻りましたか、アスラさん。それで、何か記憶の手掛かりはありましたか?」

図書館に戻り、アルフォードに今日あったことを聞かれたので、貴方は正直に全てを話した。
当然ながら、無銭飲食してしまったことを盛大に怒られてしまった。

「まったく貴方という人は何をしてるんですか………と、言いたいところですが、私もお金ぐらい渡してあげるべきでしたかね」

「少しだけ、お金を恵んであげますから。明日には謝罪に向かってくださいね」

そうして、アルフォードは幾らかの紙幣と金貨を手渡される。
大分痛い目を見てしまったが、お金が手に入ったので無駄ではなかったのかもしれない。と貴方は能天気にもそんな事を思っていた。


「宿も見つかってないでしょうから、今日はここに泊って行っても構いませんよ。また、騒ぎを起こされても迷惑ですからね」

そうして、貴方は小さな部屋に案内された。
どうやら読書をする個室らしく、机と椅子があるだけだ。

アルフォードは一枚の毛布を貴方に手渡すと

「言っておきますけど、本には勝手に触れないようお願いします。もし破損でもあれば、死罪ですので。それでは」

そう言い残して、司書の部屋に戻っていった。



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