13: ◆kBqQfBrAQE[saga]
2018/07/04(水) 22:18:54.10 ID:/XOMflwr0
しばらく寮母さんとお話した後、私は窓際へと向かいました。見える風景は、朝よりも縦線が多く混じっています。
万一の可能性に期待して、心を騒がせて、情けないやら悲しいやら。何だかとても滑稽で、私は部屋でひとりクスクスと笑ってしまいました。来るはずがないと分かっているからこそ、彼がいてくれたら、という気持ちがますます募ります。
それならば、いっそのこと私から会いに行こう。ふと思い付きましたが、我ながらいいアイデアです。
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