【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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361:名無しNIPPER[saga]
2018/07/21(土) 18:55:32.05 ID:kqRSVJTw0
真帆「あたり。実はね、日本に来る前に、研究室によってちょっと拝借してきたの」

紅莉栖『……え?』

真帆「まあ、無断拝借がレスキネン教授にバレてたから、戻ったらお説教されるかもしれないわねぇ。ああ、やだやだ」

真帆「でね。実はこのハードの中には、たまたま前回抽出した私の記憶データが、まだ残っているのよ」

紅莉栖『え……じゃあ先輩は、ひょっとして……VRを?』

真帆「そう、ビジュアル・リビルディングよ。だ〜か〜ら〜」

真帆「今から私は、これを使って記憶の上書きをしま〜す」

紅莉栖『……え? ……え?』

真帆「どう? 良い案だとは思わない? この方法なら、私の記憶だけを1月24日の状態に戻すだけで、理想的な状況を作り出せる」

真帆「今から大体10日前。つまり、あなたからタイムマシンに関する基礎理論を聞く前の状態に記憶を戻すことが出来たなら……」

真帆「その私にはもう、タイムマシン開発を成功させる手段はなくなる」

真帆「つまり。サリエリ世界線へとつながるもう一つのファクターを、この世界から完全に消すことができる」

紅莉栖『…………』

真帆「これ以上ないってくらいの、名案でしょ?」

紅莉栖『え……でも……』



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