【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
1- 20
350:名無しNIPPER[saga]
2018/07/21(土) 18:09:38.39 ID:kqRSVJTw0
真帆「さて、と。それじゃあ私の考えを話すとしましょうか」

モニタ『…………』

真帆「先日、あなた達から世界線にまつわる一連の話を聞いて。それでね、私になりに考えをまとめてみたのよ」
以下略 AAS



351:名無しNIPPER[saga]
2018/07/21(土) 18:13:41.50 ID:kqRSVJTw0
真帆「アマデウスのデリートという手段のみに固執してシュタインズゲート世界線へ戻ろうと考える、そんな私たちの前提からしてすでに不十分であり」

真帆「そこから生まれた認識の不完全さこそが、今の不可解な状況を導き出す結果を招いてしまった……と」

真帆「まあ、これが現状に対する私の解釈なのだけど、どうかしら?」
以下略 AAS



352:名無しNIPPER[saga]
2018/07/21(土) 18:22:19.13 ID:kqRSVJTw0
鈴羽『……でも』

鈴羽『他の“何か”とは何のことなのさ? サリエリ以外に消さなければいけない対象があるなんて、ちょっと考えにくいんだけど』

真帆「そう?」
以下略 AAS



353:名無しNIPPER[saga]
2018/07/21(土) 18:23:19.12 ID:kqRSVJTw0
岡部『いや待て。件の物は、あのタイムマシンなのだぞ? その辺の輩にそうホイホイと作られてたまるか、日曜大工で本棚を作るわけでもあるまいし』

真帆「ふふっ。なるほど確かにそうね。タイムマシンを作り出すためには、少なくともいくつかの条件をクリアしていなければならない」

岡部『条件となると……。やはりそこは、他の世界線における記憶……辺りが絡んできそうではあるが』
以下略 AAS



354:名無しNIPPER[saga]
2018/07/21(土) 18:31:11.47 ID:kqRSVJTw0
真帆「それがね、意外とそうでも──」

紅莉栖『先輩!』ガタッ

真帆「!? な、なに紅莉栖、いきなり大きな声で……っていうか、カメラに近すぎよ、ビックリするじゃない?」
以下略 AAS



355:名無しNIPPER[saga]
2018/07/21(土) 18:35:25.35 ID:kqRSVJTw0
紅莉栖『これまで。彼が持つリーディングシュタイナーは、微かな過去の変動ですらも的確に感知してきました』

紅莉栖『その感知能力の繊細さに関しては、私が保証します』

真帆「ええ、そこを疑うつもりはないわ」
以下略 AAS



356:名無しNIPPER[saga]
2018/07/21(土) 18:37:26.21 ID:kqRSVJTw0
紅莉栖『つまり結論は……先輩の……』

紅莉栖『先輩のお考えは……的外れもいいところだという事です!』

真帆(さっすが……紅莉栖ねぇ)フゥ
以下略 AAS



357:名無しNIPPER[saga]
2018/07/21(土) 18:38:48.09 ID:kqRSVJTw0
紅莉栖『ねえ先輩? 答えてください!』

紅莉栖『どうして先輩は、ラボにいるんですか? なぜアメリカに戻って来なかったんですか? 私と先輩の間にあるこの距離は……何のための物なんですか!?』

真帆「さっきも言ったでしょ? あなた達に……違うわね。紅莉栖、憎ったらしい後輩のあなたにだけは邪魔をして欲しくなかったからよ」
以下略 AAS



358:名無しNIPPER[saga]
2018/07/21(土) 18:40:23.42 ID:kqRSVJTw0
岡部『あの時のことか……』

紅莉栖『それは詳細を省いた概要だったけど、でも先輩なら……あの真帆先輩になら! そんな歯抜けの説明でも十分すぎる!』

鈴羽『つまり……ボクたちがペラペラと事情を話したことで、比屋定真帆もまたタイムマシン開発を始めてしまう可能性が生まれてしまったと……』
以下略 AAS



359:名無しNIPPER[saga]
2018/07/21(土) 18:44:31.99 ID:kqRSVJTw0
紅莉栖『……でも。それでは岡部のリーディングシュタイナーが不発だったことへの説明付けが不可能です』

真帆「あるのよ。すごく難しくて、馬鹿みたいに長い道のりだけど。でも、私たちの主観に影響を与えないで、それでもサリエリを消す方法ならある」

紅莉栖『……信じられません』
以下略 AAS



522Res/550.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice