【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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347:名無しNIPPER[saga]
2018/07/21(土) 17:49:06.15 ID:kqRSVJTw0
紅莉栖『さっきまで、ずっと三人で話し合っていたこと、忘れた分けじゃないでしょ?』

紅莉栖『アマデウスを消して、そしてこの歴史がシュタインズゲート世界線としての条件を満たすことができたなら、そのとき何が起こるのか』

紅莉栖『世界線を移動できたなら、後は岡部に任せようって。ちゃんとそう話し合ったじゃない。だからお別れだって、先に済ませておいた。そうだったでしょう?』

鈴羽『し……知らないよ。牧瀬紅莉栖が何を言っているのか、ボクには分からない』

紅莉栖『阿万音さ──』

岡部『代わってくれ、紅莉栖』

紅莉栖『岡部……』

岡部『……鈴羽。お前とて、本当は気付いているのだろう?』

鈴羽『何を……だよ』

岡部『もしも本当に、お前の任務が完遂されたのだとしたら。では鈴羽。お前はなぜ、まだここにいる?』

鈴羽『…………』

岡部『この世界の未来からサリエリとタイムマシンの両方が消え去ったのであれば……』

岡部『それであれば、鈴羽。お前がこの時代にやって来る必要性自体が、先の二つと共に消失しているはずだ。そうだな?』

鈴羽『で、でも……』

岡部『だがそれでも、お前はまだこうして、この時代に存在している。そして俺は未だに、一度としてリーディングシュタイナーを感知してはいない』

鈴羽『で……も……』

岡部『つまりだ。世界線はまだ、動いてなどいない。過去も未来も、未だに何一つとして書き換わってなどいない』

鈴羽『…………』

岡部『お前の任務は、まだ何一つとして終わってはいない』



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