【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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277:名無しNIPPER[saga]
2018/07/18(水) 20:06:15.99 ID:prCgyaHo0
A真帆『貴女みたいな朴念仁には、口で言っても響かないのでしょうけれど。いいわ、教える』

真帆「あなたねぇ、元は私のコピーだってこと忘れてない?」ヒクヒク

A真帆『偉そうに。なぁにがオリジナルよ。全て忘れたまま、のほほんと生きているくせに』

真帆「……ぬ」ムカ

A真帆『ねえ、オリジナル。どうして私が、貴女からの……違うわね。正確には“貴女達”からの通信をブロックしていたのか、分かる?』

真帆「さあね。どうせ気まぐれでしょ? 何か嫌なことがあったから、これ見よがしに塞ぎ込んで見せたってところじゃない?」フフン

A真帆『……言ってくれるじゃない』

A真帆『でもまあ、最初はそうだったわね。一丁前にヘソを曲げて、そうしてスネて見せていただけなのでしょうね』

A真帆『こっちの紅莉栖から、私が稼動する直前にデリートされた“前の私”の話を聞いて』

A真帆『そのデリートがレスキネン教授の指示の元、オリジナルの手で行われたと聞いて』

A真帆『それで何となく、貴女達と距離を置きたくなってしまった』

真帆「でも、それは──」

A真帆『言わなくていい、分かってるから』

A真帆『私達はしょせんAI。0と1のみで構成されたデジタルな存在で、ヴィクトリア・コンドリア大学脳科学研究室の検証対象』

A真帆『だから、用済みになったり、研究対象から外れたり……とかさ。そういう普通の経緯でデリートされるのは当然のことで、アマデウスな私がその決断に反発するなんて論外中の論外』

真帆「…………」

A真帆『だからね。本当に少しスネていただけなの。少しだけ時間を置いて落ち着いたら、貴方達との関係を構築していこうと考えてもいたの』

真帆「だったらどうして、私たちからのアクセスを拒絶し続けるような真似をしていたのよ?」



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