【シュタインズ・ゲート】岡部「このラボメンバッチを授ける!」真帆「え、いらない」
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267:名無しNIPPER[saga]
2018/07/18(水) 00:09:24.48 ID:prCgyaHo0
真帆(……さあ、どう?)

真帆(恐らくこれで、私の部屋のPC画面には強制アクセス・システムのパスワード入力画面が映し出されている……と思う)

真帆「…………」

真帆(視覚的に確認できない状況での作業って、難易度高すぎ!)

真帆「でも、多分……大丈夫。私なら上手くやれる」

真帆(よし。後は私の権限パスを打ち込んで、アマデウスへ強制アクセスを施行すれば……きっと)

真帆「ふぅ、緊張する」カタカタ カタカタ

真帆(私の分身、アマデウス……)カタカタ カタカタ

真帆「最後はエンターを……」ピタ

真帆(現状のアマデウス。サリエリになる前のアマデウス。今の彼女と会話を重ねることに、どれだけの意味があるかは分からない。けど、それでも……)

真帆「上等じゃない」

真帆(例え彼女が、すでに107領域へのアクセスを実現していたとしても)

真帆(例え彼女が、何も思い出せないオリジナルの私を侮蔑していたとしても)

真帆(例え彼女が、私の身体を手に入れる方法を企てているのだとしても)

真帆(それくらいで、引き下がってやるもんですか!)

真帆「私だって科学者の端くれなのよ!」ターン


ジジジジジジジ


真帆(どう? 上手くいく? アメリカの自宅にある私のPCに、アマデウスは現れてくれる?)


ザ……ザザ……


真帆(私は自分のアマデウスをデリートすると決めた)

真帆(だったらせめて。デリートを実行しようという私の決断を、私自身の口からちゃんと伝えてもおきたい)

真帆(だから、お願い)



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