自衛艦隊これくしょん3―おおすみ、出航します!―
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7:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 00:19:27.94 ID:y+HZEnIj0
〜〜〜〜〜〜
呉の港には、大勢の人々が集まっているのが見えました。
おおすみ「人が多いですね……。歓迎、かな?」
8:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 00:20:19.71 ID:y+HZEnIj0
『憲法違反の自衛隊は、とうとう海外派兵のために本格的な強襲揚陸艦を……』
『おおすみは侵略に十分活用できるうえ、空母になる! 周辺諸国に脅威を……』
9:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 00:21:12.97 ID:y+HZEnIj0
「何してんの?」
突然声をかけられました。振り返ると、私と同じ艦娘の方が、迷惑そうに私を見つめていました。
10:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 00:23:58.55 ID:y+HZEnIj0
総監「あー、悪いな、おおすみ。盛大に歓迎してやりたかったんだけど、外があんな状況だから……」
おおすみ「いえ、滅相もありません」
11:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 00:24:55.59 ID:y+HZEnIj0
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とわだ「なんであんたが私の部屋にいるの」
12:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 00:26:10.45 ID:y+HZEnIj0
おおすみ「……あー、聞いた通りです。二人とも、とわださんにご迷惑をおかけしないようにね」
いっちゃん「うちやってそんな子供じゃなかと! まかしとき!」
13:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 00:26:58.47 ID:y+HZEnIj0
思えば創設されてから今日まで、自衛隊は日陰者であらんとしてきました。そんな中で私のような、まるで、空母のような外観の艦が配備されれば、反発は必須なのです。
『自衛隊は国民に理解され、愛されなければならない』
14:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 00:27:37.37 ID:y+HZEnIj0
さっそく、私の呉での生活が始まりました。と言っても、ほとんどが訓練。それも基本的なものを中心としたメニューです。
15:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 00:28:43.79 ID:y+HZEnIj0
ひえい「……おおすみ、大丈夫ですか?」
はるな型ヘリコプター搭載護衛艦のひえいさんが、心配そうに声をかけて下さりました。
16:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 00:29:40.75 ID:y+HZEnIj0
ひえい「う〜ん。おおすみはヘリの運用は向いてないかもしれませんねぇ」
おおすみ「うう、そうですよね……。そもそも本職は輸送艦ですし……」
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