自衛艦隊これくしょん3―おおすみ、出航します!―
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43:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 22:29:11.24 ID:y+HZEnIj0

 私は一度とわださんを振り向きました。

 とわださんは睨むように私を見つめ小さく頷きました。

以下略 AAS



44:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 22:30:21.80 ID:y+HZEnIj0


 とわださんの妹で、今回の任務に同行するときわさんとは神戸の港で合流しました。

ときわ「初めまして〜。とわだ型2番艦のときわです。よろしくね〜」
以下略 AAS



45:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 22:32:14.11 ID:y+HZEnIj0

 その航海は、今までのどんな訓練よりも過酷でした。

 南シナ海を通り、マラッカ海峡を抜けてインド洋へ。大洋の波は想像していたよりも厳しいものでした。

以下略 AAS



46:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 22:33:16.06 ID:y+HZEnIj0

ぶんご「見えた。あれがイスタンブールだね」

ときわ「長かったですね〜」

以下略 AAS



47:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 22:34:59.79 ID:y+HZEnIj0

ぶんご「おおすみー? あんた、なに下ばっか見てるんだい?」

ときわ「顔、上げた方がいいですよ〜?」

以下略 AAS



48:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 22:36:26.38 ID:y+HZEnIj0

 旗艦のぶんごさんから入港していくと、私たちにはたくさんの花が投げられました。きれいな歌声も響いていました。花びらの雨の中、ぶんごさんが私に言います。

ぶんご「おおすみ、ほら」

以下略 AAS



49:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 22:37:17.89 ID:y+HZEnIj0

 子どもたちが歓迎の踊りを踊ってくれました。

いっちゃん「行ってもいい? 行ってもいい!? うちも踊りたかっ!!」

以下略 AAS



50:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 22:38:28.26 ID:y+HZEnIj0

 私を見つめる人々の笑顔を、もう一度見つめます。

 助けられたんだ。私たちが、この人たちを。

以下略 AAS



51:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 22:39:21.38 ID:y+HZEnIj0

 それから、私は様々なところへ、色々なものを運びました。

 戦後間もないイラク。独立直後の東ティモール。

以下略 AAS



52:名無しNIPPER[saga]
2018/06/30(土) 22:40:14.55 ID:y+HZEnIj0

2013年 フィリピン共和国 レイテ島



以下略 AAS



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