岡部「俺は鈴羽を――お前の事を救えたか……?」鈴羽「――」
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◆mcn/WZ3k0ZKj
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2018/07/27(金) 00:10:53.19 ID:fuVfeN7c0
「ハロー岡部倫太郎、久しぶりね。最後に会ったのはいつだったかしら?
それとも……あの頃みたいに鳳凰院凶真と言う呼び方の方がお好み?」
「―――。」
以下略
AAS
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◆mcn/WZ3k0ZKj
[saga]
2018/07/27(金) 00:12:05.97 ID:fuVfeN7c0
「それで、やるんでしょ?実験。」
「あぁ、そのつもりだ。もう機材は揃っているのか?」
「当然。岡部に連絡を貰ってから、何週間経ったと思ってるのよ。
以下略
AAS
28
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◆mcn/WZ3k0ZKj
[saga]
2018/07/27(金) 00:14:16.87 ID:fuVfeN7c0
「うーん……詳しい説明をすると長くなるんだけど――」
「すまん……出来るだけ簡潔に頼む。」
以下略
AAS
29
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◆mcn/WZ3k0ZKj
[saga]
2018/07/27(金) 00:18:51.65 ID:fuVfeN7c0
「仕組みとしては単純よ。海馬に蓄積された記憶を数値に変換し、
その変換された電気信号を対象者の脳に送り込む事で、その記憶を思い出させる。
ここまではどちらのガジェットも仕組みとしては同じね。」
「例えばこれがタイムリープマシンの場合。
以下略
AAS
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◆mcn/WZ3k0ZKj
[saga]
2018/07/27(金) 00:24:08.02 ID:fuVfeN7c0
紅莉栖は説明しきったという表情で実験の準備を始めようとしていた。
ラボのPCにメモリアループマシンのヘッドフォン部分を接続する。
だが俺は、未だ納得出来ない部分があるので反論した。
以下略
AAS
31
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◆mcn/WZ3k0ZKj
[saga]
2018/07/27(金) 00:25:52.81 ID:fuVfeN7c0
「……よし。これでOK、と。
調整は整ったわ。これでいつでも実験を開始出来る。」
そういうと紅莉栖は、パソコンでの調整が終わったのか。
以下略
AAS
32
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◆mcn/WZ3k0ZKj
[saga]
2018/07/27(金) 00:33:51.05 ID:fuVfeN7c0
「……そう、わかった。あんたの決意がそこまで固いというのなら、
私はもう止めない。……でも一つだけ聞いてもいいかしら?
あんたは阿万音さんを救わなきゃって思ってるのよね。」
「だからそう言ってるだろう……他に理由がいるのか?」
以下略
AAS
33
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◆mcn/WZ3k0ZKj
[saga]
2018/07/27(金) 00:44:42.26 ID:fuVfeN7c0
実験を始める為、鈴羽の頭には
ヘッドホン――メモリアルループマシンの受信装置が
取り付けられ、パソコンの前にに座らされている。
これで後はパソコンのデスクトップ上にある実行ボタンを押すだけだ。
以下略
AAS
34
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◆mcn/WZ3k0ZKj
[saga]
2018/07/27(金) 00:49:12.95 ID:fuVfeN7c0
「――!」
パソコンに接続されている受信装置からの電波を脳が受け取ったのか。
鈴羽の体がビクリと跳ねた。その感覚が気持ち悪いのか、鈴羽の表情は苦痛に歪んでいる。
以下略
AAS
35
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◆mcn/WZ3k0ZKj
[saga]
2018/07/27(金) 00:52:27.14 ID:fuVfeN7c0
「あれ……岡部倫太郎じゃん。どうしたの?そんな顔して。
まるで一週間ロクに食料にありつけなかった野良犬が、
やっと餌にありつけたみたいな顔してる。顔がくしゃくしゃだよ?」
「というかか何であたし、君に抱き抱えられてるわけ?
以下略
AAS
36
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◆mcn/WZ3k0ZKj
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2018/07/27(金) 00:56:17.25 ID:fuVfeN7c0
「……フゥーッハッハッハ!よくぞ帰ったなバイト戦士よ!
わけもわからず困惑しているだろうから、教えておいてやろう。
お前がタイムマシンに乗ってから色々あってな――」
以下略
AAS
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