勇者「休暇?」女神「異世界転生しすぎです、勇者さま」
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353
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◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:00:46.88 ID:9OC/ch8I0
女『痛い……。痛いよ……っ。やめて……、来ないでぇっ!』
勇者(最後にたどり着いたのは、俺の見覚えのある場所だ)
勇者(いつだったか、女神様と交信した祠が端に映る)
以下略
AAS
354
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◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:01:12.98 ID:9OC/ch8I0
勇者「ちく、しょう……!」
女『うぐぅっ! やめて、やめてぇ……っ! いたいいたいいたいいたいぃっ!!』
勇者(魔物達はいたぶるように、彼女を傷つけていく)
以下略
AAS
355
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◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:02:20.72 ID:9OC/ch8I0
勇者「な、何が今起こった……?」
女神「わかりません……私にも」
女神「ただ確かなことは、この瞬間に、この世界は消滅したのです」
以下略
AAS
356
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:03:30.97 ID:9OC/ch8I0
勇者「何かの間違いなんだ……。あんなこと、起こるわけがない!」
勇者「だから俺が直接見に行く!」
女神「冷静になってください、勇者さま! もしも何もなかったら、空気も何もない場所に飛び込んでいくようなもので――!」
以下略
AAS
357
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◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:05:42.48 ID:9OC/ch8I0
――
――――
シュゥゥゥンン…
以下略
AAS
358
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:06:08.91 ID:9OC/ch8I0
勇者「嘘、だ……」
勇者(高速移動の魔法で動き回るも、ただ暗闇の中をさまようだけだった。それ以前に移動できているかもわからない)
勇者(この空間にはもう、何も残っていない)
以下略
AAS
359
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:06:53.81 ID:9OC/ch8I0
シュゥゥゥンン…
勇者「…………」
女神「勇者さま……」
以下略
AAS
360
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:07:26.80 ID:9OC/ch8I0
勇者「何か、知ってるんだな?」
女神「いえ……」
勇者「いや、わかっているはずだ。何年、いや何百年の付き合いだと思ってる」
以下略
AAS
361
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:07:54.31 ID:9OC/ch8I0
勇者「はっ? 魔王だって?」
女神「勇者さまが、今まで倒してきた、魔王」
女神「それらが纏っていたものと似ているような気がしませんか?」
以下略
AAS
362
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:08:39.82 ID:9OC/ch8I0
勇者「そんな……。そんなこと……ありえない……っ!」
女神「あなたを転移させるために魔力を送る道が、極端に狭いという話をしたことがありましたね」
勇者「あ、ああ……」
以下略
AAS
363
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:09:11.02 ID:9OC/ch8I0
勇者「嘘だ……」
勇者(しかし、そう言われてみれば納得できてしまう。心当たりがいくつも思い浮かんでくる)
勇者(違和感はあった。あの世界で過ごす中でいくつも兆候はあったはずだ)
以下略
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