勇者「休暇?」女神「異世界転生しすぎです、勇者さま」
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◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:55:21.50 ID:9OC/ch8I0
勇者(何を言っているんだ、女神様は)
勇者「消滅……?」
勇者「消滅って、なんだ……? どういうことだ……?」
以下略
AAS
349
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:56:13.44 ID:9OC/ch8I0
勇者(奥にそびえる山の頂上が微かに光っている。禍々しい色を放ちながら、それは急速に強まっていく)
勇者(そして突然、それは閃光を放つ)
勇者「な……っ!?」
以下略
AAS
350
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:56:52.00 ID:9OC/ch8I0
勇者(いた)
勇者(一人だけ、他の人たちとは逆方向に走っていく姿)
勇者(大人になっているが、遠目でも微かに感じられる面影は、見間違えようがない)
以下略
AAS
351
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:57:27.42 ID:9OC/ch8I0
勇者「えっ、魔物……!?」
勇者(彼女が山の中に足を踏み入れると、幾多の魔物達が姿を現した)
勇者「どうして……! この世界には魔物なんていなかったはずだ……! しかもあんなに……っ」
以下略
AAS
352
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 00:58:15.33 ID:9OC/ch8I0
女『はぁっ……、はぁっ……』
女『だ、誰か……助け……っ』
勇者(足を若干引きずらせながら、彼女は逃げる)
以下略
AAS
353
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:00:46.88 ID:9OC/ch8I0
女『痛い……。痛いよ……っ。やめて……、来ないでぇっ!』
勇者(最後にたどり着いたのは、俺の見覚えのある場所だ)
勇者(いつだったか、女神様と交信した祠が端に映る)
以下略
AAS
354
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:01:12.98 ID:9OC/ch8I0
勇者「ちく、しょう……!」
女『うぐぅっ! やめて、やめてぇ……っ! いたいいたいいたいいたいぃっ!!』
勇者(魔物達はいたぶるように、彼女を傷つけていく)
以下略
AAS
355
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:02:20.72 ID:9OC/ch8I0
勇者「な、何が今起こった……?」
女神「わかりません……私にも」
女神「ただ確かなことは、この瞬間に、この世界は消滅したのです」
以下略
AAS
356
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:03:30.97 ID:9OC/ch8I0
勇者「何かの間違いなんだ……。あんなこと、起こるわけがない!」
勇者「だから俺が直接見に行く!」
女神「冷静になってください、勇者さま! もしも何もなかったら、空気も何もない場所に飛び込んでいくようなもので――!」
以下略
AAS
357
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:05:42.48 ID:9OC/ch8I0
――
――――
シュゥゥゥンン…
以下略
AAS
358
:
◆Rr2eGqX0mVTq
[saga]
2018/08/01(水) 01:06:08.91 ID:9OC/ch8I0
勇者「嘘、だ……」
勇者(高速移動の魔法で動き回るも、ただ暗闇の中をさまようだけだった。それ以前に移動できているかもわからない)
勇者(この空間にはもう、何も残っていない)
以下略
AAS
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