勇者「休暇?」女神「異世界転生しすぎです、勇者さま」
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330: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:38:07.99 ID:9OC/ch8I0
少女「ひっぐ……、向こうで頑張ってね」

少年「ああ、ありがとう。君も、こっちでいろいろ頑張れよ」

少女「うん……」
以下略 AAS



331: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:38:34.00 ID:9OC/ch8I0
少女「さ、帰ろ? 明日も朝早いし」

少年「……ああ、最後に寝坊なんてのもな」

少女「うん」
以下略 AAS



332: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:38:59.92 ID:9OC/ch8I0
少女「…………」

少年(彼女はこっちを振り向くと、ポカンと口を開けたまま呆然としているようだった)

少年「…………」
以下略 AAS



333: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:39:32.34 ID:9OC/ch8I0
少女「だって私、普通だよ?」

少女「あなたみたいな勇者じゃないし、何もない、平凡な人生を送ってきた、普通の女の子だよ?」

少年「そんなことないだろ。それに今は関係……」
以下略 AAS



334: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:40:01.84 ID:9OC/ch8I0
少年「なんで……、なんでそんな簡単に言えるんだ……?」

少女「そんなの、決まってるよ」

少年「何年かかるかもわからない……! もしかしたら君が生きている間に終わらないかも……」
以下略 AAS



335: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:40:27.96 ID:9OC/ch8I0
少年(自分と向かい合う少女はあっけらかんとしていた)

少女「あなたなら、きっと終わらせて帰ってくる。そう信じているもん」

少年「なんでそんな……」
以下略 AAS



336: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:40:53.87 ID:9OC/ch8I0
少年「きっと、いや絶対、ここに戻ってくる。俺は、君に会いに、また」

少女「……うん。あんまり待たせないでね。でも、無理はしないで」

少年「ああ。わかってる」
以下略 AAS



337: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:41:30.42 ID:9OC/ch8I0
少女「……そうだ、じゃあ、ロマンティック追加ということで」

少年「ん?」

チュッ
以下略 AAS



338: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:41:56.40 ID:9OC/ch8I0
――

――――

女神「お久しぶりですね、勇者さま」
以下略 AAS



339: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:42:24.56 ID:9OC/ch8I0
少年「それと、ありがとう。強引にでもあの世界に飛ばしてくれて」

少年「全部、偶然なんかじゃなくて、女神様が仕組んだんだろう?」

女神「あら、どこまで知っていますの?」
以下略 AAS



340: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:43:05.69 ID:9OC/ch8I0
少年「それよりもだ」

女神「はい?」

少年「休暇は終わり。じゃあ、一刻も早く次の世界を救いに行かなきゃな」
以下略 AAS



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