勇者「休暇?」女神「異世界転生しすぎです、勇者さま」
1- 20
327: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:36:17.10 ID:9OC/ch8I0
少女「……もう、お祭りも終わりだね」

少年(見れば少しずつ人も少なくなり、屋台の明かりも弱くなってきている)

少年「明日……」
以下略 AAS



328: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:37:15.10 ID:9OC/ch8I0
少年「今度は、違うやり方で世界を救おうと思ってるんだ」

少女「違うやり方って?」

少年「人と魔物が戦わなくてもいい、互いを憎み合って争うようなことがない」
以下略 AAS



329: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:37:41.99 ID:9OC/ch8I0
少女「……じゃあ、もう会えないんだね。当分」

少年「たぶんね。君が生きている間に終わらないかもしれない」

少年(少しだけ、嘘だった)
以下略 AAS



330: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:38:07.99 ID:9OC/ch8I0
少女「ひっぐ……、向こうで頑張ってね」

少年「ああ、ありがとう。君も、こっちでいろいろ頑張れよ」

少女「うん……」
以下略 AAS



331: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:38:34.00 ID:9OC/ch8I0
少女「さ、帰ろ? 明日も朝早いし」

少年「……ああ、最後に寝坊なんてのもな」

少女「うん」
以下略 AAS



332: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:38:59.92 ID:9OC/ch8I0
少女「…………」

少年(彼女はこっちを振り向くと、ポカンと口を開けたまま呆然としているようだった)

少年「…………」
以下略 AAS



333: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:39:32.34 ID:9OC/ch8I0
少女「だって私、普通だよ?」

少女「あなたみたいな勇者じゃないし、何もない、平凡な人生を送ってきた、普通の女の子だよ?」

少年「そんなことないだろ。それに今は関係……」
以下略 AAS



334: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:40:01.84 ID:9OC/ch8I0
少年「なんで……、なんでそんな簡単に言えるんだ……?」

少女「そんなの、決まってるよ」

少年「何年かかるかもわからない……! もしかしたら君が生きている間に終わらないかも……」
以下略 AAS



335: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:40:27.96 ID:9OC/ch8I0
少年(自分と向かい合う少女はあっけらかんとしていた)

少女「あなたなら、きっと終わらせて帰ってくる。そう信じているもん」

少年「なんでそんな……」
以下略 AAS



336: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:40:53.87 ID:9OC/ch8I0
少年「きっと、いや絶対、ここに戻ってくる。俺は、君に会いに、また」

少女「……うん。あんまり待たせないでね。でも、無理はしないで」

少年「ああ。わかってる」
以下略 AAS



337: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:41:30.42 ID:9OC/ch8I0
少女「……そうだ、じゃあ、ロマンティック追加ということで」

少年「ん?」

チュッ
以下略 AAS



446Res/272.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice