勇者「休暇?」女神「異世界転生しすぎです、勇者さま」
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301: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:22:46.09 ID:9OC/ch8I0
??「あーーー!」

少年「ん?」

男の子「オオクワガタのお兄ちゃん!」
以下略 AAS



302: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:23:14.15 ID:9OC/ch8I0
女の子「へぇー。虫なんて捕まえて何が楽しいの?」

男の子「お前わかんねぇの!?」

男の子B「めっちゃカッコいいじゃん!!」
以下略 AAS



303: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:23:54.17 ID:9OC/ch8I0
少女「うーん、一通り回っちゃったねー」

少年「回ったなぁ」

少女「どうする? もう一周しちゃう?」
以下略 AAS



304: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:24:20.33 ID:9OC/ch8I0
少女「はぁ……金魚一匹もすくえなかったな」

少年「あれ、結構難しいのな」

少女「ねー。紙すぐに破けちゃうし」
以下略 AAS



305: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:24:55.45 ID:9OC/ch8I0
少年(祭りの喧騒が遥か遠くのように聞こえる)

少年(そんなに離れていないはずなのに、辺りがすごく静かだ)

少年(二人とも何も言わなかったけど、思っていることはなんとなくわかる)
以下略 AAS



306: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:25:35.16 ID:9OC/ch8I0
少年「なぁ」

少女「なに?」

少年「いろいろありがとうな」
以下略 AAS



307: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:26:02.39 ID:9OC/ch8I0
少年(そして、なんだか気恥ずかしくなって、視線を外して彼女と同じ方を向く。そこにあるのは夜空だけ)

少年(数え切れないくらいに小さな光の粒が敷き詰められた、一面の黒)

少年(満天の星空に、自分たちが包み込まれたようだった)
以下略 AAS



308: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:26:35.41 ID:9OC/ch8I0
――

――――

少女『燃えちゃう……。全部、なくなっちゃう……』
以下略 AAS



309: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:27:01.21 ID:9OC/ch8I0
少女『きゃあっ!?』

少年『うわっ!!』

一瞬で辺り一面が火の海となる。
以下略 AAS



310: ◆Rr2eGqX0mVTq[saga]
2018/08/01(水) 00:27:50.46 ID:9OC/ch8I0
上に逃げ場なんてないのに、また空を見上げた。

鉄塊は今もなおそこにあって、するとその時、また黒い塊が落ちてくるのが見えた。

少年『嘘だろ……?』
以下略 AAS



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