3:以下、名無しに代わりましてジョーカーがお送りします[saga]
2018/06/27(水) 10:16:04.23 ID:EZs6EeTd0
20XX年4月9日(月)
――雨宮家 リビング
雨宮母「一年ぶりに戻ってきた学校はどうだった?」
蓮「その事で相談がある。父さんは?」
雨宮母「……、書斎に居るわ。呼んでくるわね」
雨宮母「連れてきたわよ」
雨宮父「どうした蓮」
蓮「学校の事で相談したいことがある」
雨宮父「保護観察だった事で噂されているのか?」
蓮「……」コクッ
両親へ学校での様子を説明した
雨宮母「……」
モナ「(苦虫を噛み潰したような顔してるな。シドウが悪さして権力に屈したオマエらは被害者とはいえ、人の悪評ってのはそう簡単に消えないからなぁ)」
雨宮父「……それで、お前はどうしたいんだ?」
蓮「東京に戻りたい」
雨宮母「!」
雨宮父「そうか」
蓮「一人暮らしも考えてる。東京にいた頃いろんなバイトをしていたから貯金はある」
両親へ預金通帳を差し出す
雨宮母「いちじゅうひゃくせんまん……1000万円!? れ、蓮、あなたこんな大金一体どうやって!?」
蓮「掛け持ちでバイトをしていたのと時給が良かった。あとは宝くじ」
モナ「(他にはメメントスで拾ったオタカラをイワイが買い取ってくれたりしたやつだな)」
雨宮母「た、宝くじ…」
雨宮父「……貯金額については深く詮索せんが、とにかくそれがお前のやりたい事なんだな?」
蓮「……」コクッ
雨宮父「わかった。転校手続きはこっちでやる。お前の決めた事だ。しっかりやれよ」
モナ「(話のわかる親父さんで良かったな)」
安価↓ 蓮の転校先となる高校
偶数であれば秀尽学園
奇数であれば洸星高校
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