【ミリマスSS】「桂馬が跳ねたら」
1- 20
3:名無しNIPPER[saga sage]
2018/06/26(火) 13:51:00.23 ID:qjjR6slIO
そろそろ長考10分目を迎えそうな美也は盤面を見つめながうんうん唸っている。
いや、うん、ではなく、

「ん〜」

かな。
「うん」と「ふぬ〜」のちょうど真ん中あたりの、

「ん〜」

たまに小首をかしげたり腕を組んだりしながらの、

「ん〜」

まだ時間がかかりそうだな、と思いながら視線をフラフラさせていると、小鳥さんと目があった。

小鳥さんは微笑みながら、右手でグラスを口に運ぶジェスチャー。

あれはきっと、

「暑いですね。仕事帰りに一杯どうですか?今日は焼き鳥の気分なんです。冷えたビールをキュっとやりながら、砂肝をコリコリしましょうよ」

ではなく、

「何か冷たいもの飲みますか?」

という意味だろう。
もしくは両方。

現時点で喉か乾いているのは確かなので、こちらも微笑みながら頷いた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
33Res/19.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice