22:名無しNIPPER[saga]
2018/08/18(土) 15:05:07.05 ID:DgRDLX8+O
茜のせいで話がそれてしまった。
ペナルティとして何だかよく分からない野々原茜ミニゲームを作ってHPから配布してやろう。
いまは美也のことだ。
「私、ダンスも歌も好きなんですけど…頭の中で考えてることに身体がついていかないんですよ~……」
「自分で思ってるようにできない?」
「はい~。みなさんお上手なのに、私、ぜんぜん上達できなくてですね……」
「そんなことないよ」
とは言わない。
そんなことある、と感じているから美也は悩んでいるわけで、安易な誉め言葉は解決にはならないと思うからだ。
「ならもっと練習頑張ろう!」
とも言わない。
美也はずっと頑張ってきて、それでも悩んでいると知っているからだ。
じゃあなんて声をかけるか?
「下手なままでも良いんじゃないかな」
俺はそう答えた。
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